デジタルファクトリー 株式会社

  • カート
  • マイページ
  • お問い合わせ

〒111-0042 東京都台東区寿3丁目16番6号 鈴政ビル2階

  • TEL:03-6231-7390
  • FAX:03-6231-7393

弊社ショールームでの3Dプリント活用事例

ショールームのディスプレイ棚制作

最近の記事では後処理機や造形設定についての記事を公開していたので3Dプリントの造形物については久しぶりの投稿となります。

今回作成したのはショールームに飾るサンプルを置く棚になります。

デザインの要件

弊社のショールームは機械で一杯の為棚を新たに置く余裕が正直なところありません。

そうなると壁に掛けるタイプになりますが造形物を置くとなると2kgは耐荷重が必要な為、新たに設置するには壁に埋め込むかビス止めする必要があり宜しくありません。

ここで注目したのがオフィスとショールームを直接つなぐ扉です、この扉は通常時は締め切りで年末の大掃除くらいでしか開ける機会がありません。

扉は鉄製なので磁石もくっつく為強力な磁石であれば耐荷重も磁力と摩擦でクリア出来ます。

モデリングと造形

要件が決まったのでそれに合わせてモデリングを行います、棚の形状はよくあるような三角のトラスを組んだ形状で、材料費節約のために板はMDF板を使用します。

造形するにあたってはサポート除去が手間なのでサポートなしでも問題なく造形出来る様に設計をします。

今回は直角の棚と60度角度を付けた棚をモデリングしました、60度の方は薄いものや細長いものを展示する為の物です。

造形後と設置した様子

出来上がった外観がこちらです、真ん中にMDF板を渡して両端を造形物で構成します。

設置が終わった状態がこちらです。

今まで展示しきれていなかった造形物もこの通り綺麗に並べられています。

FUSE1で造形したサンプルもFuse1で制作した同じ棚で展示しています。

まとめ

今回の様に磁石と3Dプリント品を上手く組み合わせる様な造形はどの機種でも可能です、特に熱溶解方式では造形の途中で一時停止し磁石を埋め込んで再開して蓋をするという芸当もあります。

弊社ではプリンター本体を販売すると同時に、プリンターの活用方法や業務への活かし方等の相談も承っております。

プリンターの購入検討に向けた相談や活用方法へのお問い合わせはこちらよりお待ちしております。

pagetop