デジタルファクトリー 株式会社

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STEAM教育を考える

STEAM教育という言葉をご存知でしょうか?

科学 (Science)、技術 (Technology)、工学 (Engineering)、芸術(Arts)、数学 (Mathematics) の頭文字を取った言葉がSTEAMで、これらの学問分野を統合的に取り組む教育のことを指します。従来の詰め込み型ではなく、学生が実際の問題解決に向けて探究し、創造力や批判的思考を育むことを重視しています。

次世代の科学者、エンジニア、技術者を育成するだけでなく、科学的思考や論理的思考を養う役割も果たします。問題解決能力や批判的思考力は、学生の学習面だけではなく、日常生活や将来のキャリアにおいても重要なスキルとなるでしょう。

ただ、教職員の皆様とお話をさせていただくと、なかなか難しいという現実的なご意見を多く頂いたので、課題を簡単にまとめました。

教職員の専門知識とトレーニング

担当する教職員は、専門知識を持っている必要がありますが、習得は難しいのが実情です。継続的なトレーニングや専門知識の向上が求められます。

教材とカリキュラムの不足

進歩が速く、絶対的な正解がない分野の為、適した教材やカリキュラムが不足している場合があります。適切なレベルでありながら、実践的なプロジェクトに適したプログラム開発が求められます。

学習環境の整備

ハード/ソフト両面で整備が進んでいないのが実情です。予算に関わる事なので設備整備の難しさがあります。

評価方法

新しい分野にはつきものですが、伝統的な評価方法が適用できないことがあります。

社会的多様性

STEAM分野は、伝統的に男性中心のイメージが根強く、女性や少数派の生徒がSTEAM教育に興味を持ちにくい状況があります。

 

STEAM教育の遅れは、グローバル競争力の低下、イノベーションの制限、教育の質の低下、産業分野での必要人材不足など、容易に想像できます。

当社は、STEAM教育は科学と未来を繋ぐ大きな架け橋であると考えられるとともに、専門知識や具体的なノウハウなどを提供することで、教職員の方々の負担を減らすことが求められていると実感しています。

そのような中で、3Dスキャナ「SOL PROアカデミーパック」を開発しました。スキャナの使い方だけではなく、3Dデータの基礎的なことなど、現場で即使えるテキストなどを合わせたパッケージです。

詳しくはこちらを参照https://dfc-3d.com/sol-pro-3d_scanner/

このようなパッケージ化は当社のSTEAM教育に対する一つのアイデアですが、まだまだ不十分であると感じています。こんなことが出来るのか、こんな支援がほしい!といったご意見があれば是非、お聞かせてください。

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