HOゲージを作る
多趣味なもので釣りやサバゲーやゴルフ等色々な事をしていますが、最近鉄道模型を走らせ始めました。
模型の縮尺は色々あるようですがNゲージとHOゲージが主流の様です、今回はHOゲージのシキ1000という車両を作ってみます。
シキ1000のモデリング
この車両は特殊な車両の様で、市販品もほぼなく作るしかないので丁度いい事例になります。
モデリングをしていくと1mm以下の棒やシェルが多く、実際に造形出来るか不安になってきました。
一先ずモデリングが完了したので造形しましょう!
造形後
本来の車両は黒色ですが、凹凸を見ておきたいのでグレーで造形しました。
心配だった細いパーツや薄いシェルも問題なく造形出来ています。
ちょっとパーツのすり合わせの為に仮組してみましょう!
車輪も嵌って問題ないですね、パーツ同士も精度よく造形されて修正箇所はほぼ無さそうです。
塗装
仮組後にきちんとサポート除去を行いやすりがけをしたら塗装を行います。
サーフェイサーを塗布→黒の塗料を塗布→艶消しのトップコートを塗布 この順番で作業します。
完成
塗装も乾燥して完成した物がこちらです。
車輪もよく回ってちゃんと線路の上も走ります。
大型の造形物は反りやすい傾向にありますが、造形の角度を断面積が平均化する様に調整し洗浄時間も短くサッと洗えば凡そは抑えられます。
今回の造形物も薄い長辺部分は歪んでいません。
まとめ
模型のお店でも3Dプリント品のパーツが見られるようになってきましたが、今回はフルスクラッチをしてみました。
ワンフェス等でも3Dプリントキットが販売されていたりと模型界隈にも浸透してきて、最近では珍しく見えないほど当たり前に使われてきています。
今回使用したプリンターはForm4ですが、ここまで大きい模型が作れるので「小さいパーツ用」という従来の認識も覆りつつあります。
また、Form4Lでは更に大きいものを作れる他、大量に作れるかつ造形時間が早いので私も重宝しています。
今回の記事は3Dプリンターで模型を作るというありふれた記事ですが、昔よりも作れる物の品質が上がり早くもなったというのを覚えておいて欲しいです。
Form4についての詳細はこちらより!
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