プレートガーダー鉄橋を作る
前回はHOゲージのシキ1000という車両を制作しました。
今回はその車両を走らせる線路に色を加えるべく、プレートガーダー鉄橋なるものを作ろうと思います。
プレートガーダー鉄橋とは線路が道路の上等を通過するための橋です、道路の他にも小川や歩道等の上を通る際にも見られる鉄橋となります。
モデリング
プレートガーダー鉄橋は名前の通り鉄板をリベットで固定して構成される鉄橋です、模型では一体で作ってしましますが元の構造を理解しながらモデリングをするとより再現度が上がります。
前回制作したシキ1000では小さいリベットも再現できていましたので、今回もリベットを再現します。これがあるのとないのとでは見た目の迫力が大きく変わります。
細かい造形はリベットくらいですが、数が膨大な為に全部均一な品質で造形出来るかどうかが今回のポイントになります。
造形
パーツを分割して造形するのも当然可能ですが、塗装する際は1色ですし可動部もない為、今回は全て一体で造形をします。
形状からしてサポートは最小限で済みました、光造形ではサポートは避けられないですし後処理が大変なので良かったです。
レジンはスタンダードの白を選択しました、グレーよりも下地の発色が良く景観としても映える筈です。
造形が完了したら10分程度洗浄します、今回は全体的に厚みがあるので洗浄時間も長く取れます。ただ長い時間洗った際はレジンに浸食したIPAを完全に乾かすのに時間が掛かる為、弊社では30分以上は乾燥させるのを推奨しています。
造形時間が短い場合や造形物自体が薄いと2次硬化段階で変形する可能性が高くなります。
塗装
塗装の下地は発色を良くするために白系のサーフェイサーを使用しました。
その上に緑の塗料を吹き付けています。
細部のリベットも潰れることなく塗装できています。
完成
あとは市販の線路を付ければ完成です。
車両を走らせてみましょう!
HOゲージということもありかなり大きいです、その分迫力もありますね。
まとめ
車両からストラクチャーまで思いついてしまえば殆ど造形出来てしますね、一昔前では考えられない事です。
この様なモノ作りは完成した時よりも作っているときの方が楽しいですね!
次の記事も鉄道模型にしたいですが、Form4のTip&Trick的な記事も予定しているのでどちらが先になるか…
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