デジタルファクトリー 株式会社

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造形後の後処理を自動化する

Fuse Blastの登場

今までの記事では造形後のパウダー除去は手動でサンドブラストにおいてはブラストする工程も手動でした、基本的にこの工程は手動になるかと思われますがFormlabsよりFuse Blastがリリースされ作業効率が大幅に上がりました。

このFuse Blastは名前の通りブラスト作業を行う機械で、今まで手動だったパウダー除去から表面処理までを自動で行ってくれます。特に小さい造形物は手で細かく粉末除去を行わなければパウダーが残り仕上がり品質に影響を与えていました、しかしながらFuse Blastは回転しながら時間をかけてブラストする事でランダム性を持たせ様々な角度からブラストする事で手動以上のブラスト性能を誇ります。

Fuse Blast inside

Fuse Blast内部画像

もちろん手動でもブラストを行う事が可能で、大型の造形物や自動ブラストでも除去しきれなかったカップ形状の内部やパイプの内部の様な形状も研摩可能です。

 

ブラストされた造形物の特徴

ブラストされたFuse1の造形物はブラスト前と比べて表面が滑らかになるのは勿論ですが見た目が黒くなります、これは表面のパウダー層が削ぎ落され焼結されたパウダーの地肌が見えている事と表面が均されて均一化した為です。

また、造形配置や角度によって付く場合がある積層痕やレーザー焼結のエッジもブラストで均一化されどの角度から見ても差がない表面に仕上がります。

既存SLS造形環境へFUSEブラスト単体を導入

通常この様な後処理機材は付随する造形機とセットで販売され、その造形機のみ使用やサポートがされる事がほとんどです。

しかしこのFUSE Blastは他社製SLS造形機でもFUSE1の造形物と同様に後処理が可能です。

FUSE1本体やブラスト等の後処理機は弊社でも取り扱いが御座います、ページ下部の「お問い合わせ」よりお気軽にお問い合わせください。

 

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